一般に、例外が利用できるプログラミング言語においては、Finallyブロックは Tryブロックの実行直後に必ず一度だけ実行されます。(例外がスローされるか否かに関わらず)
これは、例外がスローされた場合においても、必要な後処理を確実に行えるようにすることを意図したものです。
UiPathの[トライキャッチ]アクティビティにも、Finallyブロックを作成できますが、下記のいずれかに限って実行されます。
・Tryブロックを最後まで実行したとき
・Catchブロックを最後まで実行したときつまり、上記以外の場合(Catchブロックがない[トライキャッチ]アクティビティのTryブロックの中で例外がスローされたり、Catchブロックの中で例外が再スローされたりした場合)は、Finallyブロックが実行されません。
このため、例外がスローされた場合でも実行したい後処理があれば、それはFinallyブロックを使用せずに実装してください。
引用:UiPathコーディング規約_ver1.1.0.pdf 12.6. Finallyブロックについて